2019年1月試験

FP3級 学科試験 2019年1月 問59(過去問解説)

三択問題

分野:相続

2018年12月20日に死亡したAさんが所有していた上場株式Xを相続により取得した場合の1株あたりの相続税評価額は、下記の<資料>によれば、【?】である。

〈資料〉上場株式Xの価格
2018年10月の毎日の最終価格の平均額 2,300円
2018年11月の毎日の最終価格の平均額 2,400円
2018年12月の毎日の最終価格の平均額 2,400円
2018年12月20日の最終価格 2,500円
  1. 2,300円
  2. 2,400円
  3. 2,500円



解答

1

解説

上場株式の評価額は、以下の4つのうち最も低い金額になります。

  • 課税時期の最終価格
  • 課税時期の月の毎日の最終価格の平均額
  • 課税時期の月の前月の毎日の最終価格の平均額
  • 課税時期の月の前々月の毎日の最終価格の平均額

これを本問にあてはめてみましょう。

  • 課税時期(2018年12月20日)の最終価格:2,500円
  • 課税時期の月(2018年12月)の毎日の最終価格の平均額:2,400円
  • 課税時期の月の前月(2018年11月)の毎日の最終価格の平均額:2,400円
  • 課税時期の月の前々月(2018年10月)の毎日の最終価格の平均額:2,300円

本問の場合、課税時期の月の前々月(2018年10月)の毎日の最終価格の平均額が最も低い金額になるため、2,300円が相続税評価額になります。

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