四択問題
分野:金融
銀行等の金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 期日指定定期預金は、据置期間経過後から最長預入期日までの間で、預金者が指定した日を満期日とすることができる。
- 貯蓄預金は、給与や年金などの自動受取口座や、公共料金などの自動振替口座として利用することができる。
- デリバティブを組み込んだ仕組預金には、金融機関の判断によって満期日までの期間が変更される商品がある。
- スーパー定期は、市場金利の動向等に応じて、各金融機関が預金金利を設定する商品である。
解答
2
解説
1.は適切。期日指定定期預金は、1年間の据置期間が経過した後に満期日を自由に指定することができる預金です。
2.は不適切。貯蓄預金は、預金残高が基準残高を上回っている場合に、普通預金よりも高い利率が適用される預金です。公共料金などの自動支払口座や、給与や年金などの自動受取口座として利用することはできません。
3.は適切。デリバティブを組み込んだ仕組預金には、満期日繰上特約や満期日延長特約が付された商品があります。
特約により預入期間(満期日)を変更できるのは金融機関だけで、預金者が自由に変更することはできません。
4.は適切。なお、半年複利型を利用することができるのは個人に限られます。あわせて押さえておきましょう。
- 個人
- 預入期間が3年未満:単利型のみ
- 預入期間が3年以上:単利型or半年複利型
- 法人
- 預入期間が3年未満:単利型のみ
- 預入期間が3年以上:単利型のみ
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