2020年1月試験

FP3級 学科試験 2020年1月 問38(過去問解説)

三択問題

分野:リスク

団体を契約者(=保険料負担者)とし、その所属員を被保険者とする1年更新の定期保険であり、福利厚生規程等による保障の支払財源の確保を目的とした保険は、【?】である。

  1. 団体定期保険(Bグループ保険)
  2. 団体信用生命保険
  3. 総合福祉団体定期保険



解答

3

解説

団体定期保険には、会社(団体)が保険料を負担する「Aグループ保険(総合福祉団体定期保険)」と、従業員自身が保険料を負担する「Bグループ保険」の2種類があります。

  • Aグループ保険(総合福祉団体定期保険)
  • 契約者:会社(団体)
  • 保険料負担者:会社(団体)
  • 保険金受取人:従業員の遺族
  • Bグループ保険
  • 契約者:会社(団体)
  • 保険料負担者:従業員
  • 保険金受取人:従業員の遺族

団体を契約者(=保険料負担者)とし、その所属員を被保険者とする1年更新の定期保険であり、福利厚生規程等による保障の支払財源の確保を目的とした保険は、総合福祉団体定期保険です。

なお、団体信用生命保険は、住宅ローンの返済期間中にローン契約者が死亡または高度障害状態に陥って返済不能となった場合に、ローン残額の支払いが免除される保険です。一般的には「団信」と呼ばれることが多いです。

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