正誤問題
分野:金融
一般に、市場金利が上昇すると債券価格は上昇し、市場金利が低下すると債券価格は下落する。
解答
✕(不適切)
解説
設問のとおり、不適切(✕)です。
市場金利と債券価格は、「逆(シーソー)の動き」をします。正しくは、「市場金利が上昇すると債券価格は下落し、市場金利が低下すると債券価格は上昇する」となります。
なぜこのような動きになるのか、理由とあわせて整理しておきましょう。
市場金利が上昇したとき
世の中の金利が上がると、すでに発行されている「低い利率(固定)の債券」は魅力がなくなります。他の有利な商品に乗り換えるために売却する人が増えるため、市場で債券が余り、価格は下落します。
市場金利が低下したとき
世の中の金利が下がると、すでに発行されている「高い利率(固定)の債券」の魅力が相対的に高まります。これを買いたい人が増えるため、市場で債券が人気になり、価格は上昇します。
また、債券価格と債券利回りも逆の動き(価格が下がれば利回りは上がり、価格が上がれば利回りは下がる)をします。FP3級の学科試験では、以下の連動パターンがよく出題されるので、矢印の向きを必ず押さえておきましょう。
田口先生
債券価格に関する問題の判断に迷った時は、具体的に「金利3%の債券」を持っている状況を想像してみてください。もし世の中の金利が5%に上がったら、「今の3%の債券なんて手放して、新しい5%の商品に乗り換えよう」と思いますよね。みんなが売るので価格は下がります。逆に、世の中の金利が1%に下がったら、「いま持っている3%の債券はお宝だ!」とみんなが欲しがるので価格は上がります。
FP3級 試験問題解説 全問リスト
FP3級 試験問題解説
