2025年5月公表分

【試験問題解説】FP3級 学科試験 2025年5月公表 問14(株式取引)

正誤問題

分野:金融

国内の証券取引所に上場している内国株式を普通取引により売買する場合、指値注文は成行注文に優先して売買が成立する。




解答

✕(不適切)

解説

設問のとおり、不適切(✕)です。

株式を売買するさい、価格を指定しない「成行(なりゆき)注文」と、価格を指定する「指値(さしね)注文」が同時に出された場合は、成行注文が優先して成立します。したがって「指値注文は成行注文に優先して〜」とする本問は誤りです。

証券取引所における株式の売買を成立させるためのルールとして、FP3級の学科試験では以下の「2つの原則」がよく出題されます。必ずセットで覚えておきましょう。

価格優先の原則
  • 成行注文は指値注文よりも優先的に売買が成立する。
  • 指値注文はより高い価格の買い注文、より安い価格の売り注文が優先的に成立する。
時間優先の原則
  • 内容が同一場合は先に注文したほうが優先的に成立する。
田口先生1
田口先生
成行注文と指値注文のどちらが優先されるか迷ったときは、それぞれの注文の「本気度(スピード感)」をイメージしてみてください。「◯◯円なら買いたい」と条件をつける指値注文よりも、「いくらでもいいから今すぐ成り行きで買いたい(売りたい)!」と価格の決定を市場に委ねる成行注文のほうが、取引を成立させるパワーが強くなります。

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