CFPの合格体験記

CFP試験の合格体験記(2020年11月試験)金目鯛さん

基本情報

  • 試験日:2020年11月(6科目一括合格
  • 投稿者:金目鯛さん
  • 勉強形態:独学
  • 勉強期間:約6か月
  • 勉強時間:約390時間

使用したテキスト・電卓・問題集

試験問題と精選過去問題集
試験問題と精選過去問題集

精選過去問題集への書き込み
精選過去問題集への書き込み

  • テキスト:「みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP」シリーズ
  • 過去問題集:CFP受験対策 精選過去問題集(全6冊)
  • 電卓:シャープ 実務電卓 ナイスサイズタイプ EL-N942X

テキスト選び・勉強方法は管理人さんの合格体験記を参考にさせていただきました。基本的にはCFPの精選過去問題集をただひたすらに解き、間違えた問題は復習して…の繰り返しでした。

また、電卓選びも参考にさせて頂きました。とても使いやすい電卓です!ありがとうございました!

勉強方法と勉強時間

仕事を行ううえでCFPの資格を活かしたいという考えで勉強を始めました。とにかく早く資格が欲しかったのと、今年はコロナ禍で例年よりも受験料が安くなっていたため、思い切って6科目一括受験のチャレンジをしました。

管理人さんをはじめ、過去に受験された方の勉強時間を参考にしながら、試験の約6か月前の6月から勉強を開始しました。科目は【ライフ→タックス→金融→不動産→相続→リスク】の順番で、各月に1科目~2科目ずつ勉強しました。

この順番にした理由は、現在保険業界に関わっており、大学課程試験やら生命保険講座試験やらを受けていてある程度の知識があったので、【リスク】は一番最後にして予定が狂った時に帳尻が合わせられるようにしました。

他の科目については順番にこだわりはありませんでしたが、一番苦手な【金融】に一番勉強時間を割くために、お盆休みに入る8月に【金融】を持ってきました。

田口先生1
田口先生
今回に限り2科目目以降の受験料が4,400円→2,200円に割り引きされたので、6科目同時の場合は…通常よりも11,000円お得に受験できた計算になります。すごい!

2020年6月

6月はCFPのレベル感を把握するために、6科目の中で一番身近な内容そうな【ライフ】の勉強をすることにしました。

身近な内容で入ってきやすいため、CFPのレベル感に慣れるためには良いのではと思っていましたが、そんなに甘くなく、結果、6か月間の中で一番勉強が捗りませんでした…。

月の前半は精選過去問題集をひたすら解いていましたが、なかなかインプットがスムーズにできている感覚が無かったので、途中から自社の健康保険のパンフレットを使ったり、YouTubeの動画を活用しながら勉強しました。

この2つはかなり効果的で、特に右脳タイプの私としてはこの方法を取り入れて本当に良かったと思います。

土日に9~10時間の勉強を行ったので、6月は約70時間ほどCFPの勉強に使いました。精選過去問題集をまず1周解いて、間違えた問題番号のところには「×」を付け、ひと目でどこが課題かわかるようにしました。

また、勉強に活用したYoutubeの動画については、ブックマーク代わりに高評価ボタンを押すようにしました。そうすることで、平日の電車移動中などにマイページからすぐに動画に飛ぶことができ、隙間時間の復習にも活用できました。

2020年7月

7月は【タックス】の勉強に充てました。【ライフ】と比べるとインプットしやすい科目だったのでスムーズに勉強できました。【ライフ】と同じように精選過去問題集、Youtubeを活用しました。

【タックス】の精選過去問題集は、【ライフ】の約1.5倍の設問数でボリュームがありましたが、かなりスイスイ勉強できた印象です。4週目に入る頃には精選過去問題集を1周できたので、8月に入る前に【金融】の勉強に取り掛かりました。

【金融】については7月頃に実際に証券口座を開いて、株取引等もやり始めました。苦手な【金融】の科目を克服するためには、実際に自分が経験するのが一番早いと考えたからです。

元々投資に興味があり、今の仕事とは別分野ながらも今後間違いなく使える知識なので、やっておいて損はないと思って始めました。

7月は【タックス】に約50時間、【金融】に約15時間ほど勉強時間を費やしました。

田口先生1
田口先生
金目鯛さんが株式投資を始められたように、学習内容を実際に体験してみるのはすごく良いと思います。
株式投資だけでなくiDeCoやふるさと納税、各種控除枠の利用など…興味のある分野があったら積極的に挑戦してみましょう。

2020年8月

8月の前半は【金融】の勉強。実際に証券口座を使い始めたこともあり、好奇心を持って勉強に取り組めました。

勉強方法は変わらず精選過去問題集とYoutubeです。お盆休みも毎日8~9時間は勉強したおかげで、お盆最終日までに精選過去問題集を1周できました。

【金融】のインプットについては予定よりスムーズに行えた印象です。自分が実際に取引を行い始めたのは間違いなく勉強面のプラスになっていました。

月の後半は【不動産】の勉強に充てました。前職が不動産関係だったので、精選過去問題集の前半の登記簿や都市計画法等の部分はスムーズにインプットできました。

後半の税務面や土地活用の部分は少し苦戦しましたが、Youtubeも活用して9月に入る前ぐらいには精選過去問題集を1周できました。

8月は【金融】に約80時間、【不動産】に約40時間ほど勉強時間を費やしました。

2020年9月

9月は【相続】の勉強に時間を充てました。相続分野については相続分野に強い税理士の先生がとてもわかりやすいYouTube動画をあげていて、とっっても有難かったです。

9月の最終週ぐらいに精選過去問題集が1周終わりました。【相続】には約60時間ほど勉強時間を充てました。

2020年10月

10月は元々の計画だと【リスク】に時間を充てる予定でしたが、他の科目の知識定着が少し心配だったので予定を変更しました。

1週目を【ライフ】、2週目を【タックス】、3週目を【金融】、4週目を【不動産】に充てることにし、また、今までは平日に勉強ができていませんでしたが、仕事終わりに必ずカフェに寄ることにして強制的に勉強時間を作りました。

これにより週休日に15時間、平日に10時間、合計約25時間を追加で勉強時間に充てることができ、それぞれ精選過去問題集をもう1周できました。今考えるとこの月の予定変更の判断は正しかったと思います。

2020年11月

11月の1週目は、試験1日目の【金融・不動産・ライフ】の復習に時間を充て、精選過去問題集の間違えた設問を重点的に復習しました。

2週目は【タックス】のインプットはじゅうぶんできたと判断し、【相続】に特に時間を充てました。【リスク】については12日・13日の平日と、14日の土曜日に精選過去問題集を集中的に解きました。

6か月間一貫して精選過去問題集とYoutubeを軸にインプットを行い、基本的な知識の確認として「みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP」シリーズに目を通しましたが、予定より知識の定着がスムーズにいかず、10月・11月はかなりバタバタになってしまいました。

私の場合、AFP認定を受けたのが4月で、CFPの勉強を開始するまで約2か月空いてしまいました。AFP認定を受けてからすぐ、または認定されるのを待っている時から勉強を開始していれば、もう少し余裕を持って勉強を進められたのかなと思います。

また、Youtubeを活用したため、理解はかなりしやすいのですが、どうしても各設問を解く回転率は落ちてしまいました。なるべく動画時間が短いものをチョイスしましたが、それでも動画の時間は10分前後あるので、YouTubeが有効かどうかは人それぞれなのかなと思います。

ただ私と同じような右脳派で、イメージでインプットするタイプの方にはかなりおススメです。

試験日1日の流れ

1日目(2020年11月8日)

  • 試験会場:日本大学文理学部
  • 試験科目:金融・不動産・ライフ

試験開始までの過ごし方

合格体験記などの情報を参考にして、試験日当日は試験時間以外は極力頭を使わないようにしました。また、他のHPで試験会場には時計が無いため、腕時計を持って行ったほうが良いという情報を目にしたため、当日急いで自宅近くの某ストアで2000円くらいの腕時計を買いました。

田口先生1
田口先生
時計の有無は試験会場によって異なります。わざわざ掛け時計を外すところもありますので、受験にあたっては必ず腕時計をご用意ください。
なお、外部との通信が可能なアップルウォッチ等のスマートウォッチの持ち込みは認められていません。ご注意ください。

7:00 起床

9:00 試験会場に到着

試験会場までの道のりで迷わないか心配でしたが、最寄り駅を降りるとすぐに試験スタッフの方がいたのと、受験するであろう方がぞろぞろと同じ方向に歩いていくので、要らない心配だったなと思いました。

道中はあまり試験のことを考えず、初めて降り立つ下高井戸の景色や街並みを楽しんで極力リラックスすることを心掛けました。

9:30 【金融】の試験開始

しょっぱなに見たことがない問題が出てきたので、最初から順番に解くのはやめてひととおり問題に目を通し、過去問題集で解いたことのある問題から優先的に取り組みました。

全体的に難しくて出鼻をくじかれた感じです。試験終了ギリギリまで問題を解き続けました。

11:30 【金融】の試験終了後

【金融】の出来が自信なさすぎでモヤモヤしてました。同僚や友達と来ていた人が答え合わせをしていましたが、「聞いたらヤバイ!」と思いすぐ離れました。

会場の外に出ると、ベンチで勉強している人が結構いました。私は頭を休めるために会場の回りをブラブラしていました。

12:30 【不動産】の試験開始

【不動産】は過去問題集に載っていた問題が結構出たため、比較的スムーズに解けました。ただ、計算問題が多かったため試験終了まで粘りました。

14:30 【不動産】の試験終了後

同じく試験会場の回りをブラブラ。ここの会場は近くにコンビニが無かったため、昼ごはんを買っていなかったことをちょっと後悔しました。代わりに自販機でホットココアを買って申し訳程度の糖分を摂取しました。

15:30 【ライフ】の試験開始

3科目目ということで疲労もありましたが、【ライフ】も比較的スムーズに問題を解くことができ、試験終了20分前に問題を解き終わりました。マークミス等の見直しを行い、10分前に退室しました。

2日目(2020年11月15日)

  • 試験会場:早稲田大学西早稲田キャンパス
  • 試験科目:リスク・タックス・相続

試験開始までの過ごし方

1日目より近い会場だったので、朝はゆとりを持って過ごせました。

8:00 起床

9:00 試験会場に到着

1日目と違い、最寄り駅に試験スタッフの方はいませんでしたが、受験するであろう方々が同じ方向に歩いていたので、試験会場まで迷わず行けました。

なお、1日目の試験会場には時計があったのですが、この試験会場には時計がありませんでした。

9:30 【リスク】の試験開始

【リスク】は一番の得意科目だったのでスイスイ解けました。試験終了30分前には見直しも完了したので退出しました。

11:00 【リスク】の試験終了後

西早稲田キャンパスの中庭はすごく綺麗で、まだ試験中ということもあり人も少なく、かなりリラックスすることができました。前回の反省を活かしてお昼ご飯をしっかり買っていたので、御飯を食べながらゆっくり過ごしました。

12:30 【タックス】の試験開始

【タックス】も過去問題集の問題がかなり出たのでスムーズに解くことができました。こちらも終了30分前には見直しが終わり退出。

15:00 【タックス】の試験終了後

試験会場の回りをブラブラ。会場の外にも出て、初めての早稲田大学を満喫。

15:30 【相続】の試験開始

最後の科目でしたが、今回は体力を温存できていたのでしっかり集中して解くことができました。試験終了20分前に完了し退出。

6科目の受験を無事に終えて、解放感に包まれながら帰宅しました。

試験結果(得点状況)

  • 金融:50問中34問正解(合格ラインは29問)
  • 不動産:50問中37問正解(合格ラインは31問)
  • ライフ:50問中29問正解(合格ラインは27問)
  • リスク:50問中46問正解(合格ラインは33問)
  • タックス:50問中42問正解(合格ラインは33問)
  • 相続:50問中43問正解(合格ラインは33問)

まず【ライフ】の自己採点をして愕然としました。自分の手ごたえと得点のギャップがかなり大きかったため、何度も確認しましたがやっぱり29点…。

6つの係数の計算問題をケアレスミスしたり、国民健康保険料の所得割を割り出すさいに控除額を引くのを忘れたり…問題文をしっかり読めば解けた問題もありました。

逆に【金融】は手ごたえよりできていた印象。他の4科目は比較的簡単に感じました。いずれも問題集レベルでじゅうぶんに対応できたという印象です。

各科目の勉強時間

  • 金融:約90時間
  • 不動産:約60時間
  • ライフ:約90時間
  • リスク:約20時間
  • タックス:約60時間
  • 相続:約70時間

合計勉強時間は約390時間でした。各科目の時間配分に関しては、苦手科目にしっかり時間を充てることができたと思います。

ただ振り返ると…序盤は土日のみ集中的に勉強していましたが、平日の間に勉強したことを忘れてしまったりモチベーションが下がっていたり…インプットを行ううえでかなりマイナスだったと感じております。

フルタイムで働いている方は、仕事終わりに30分~1時間でも良いので「勉強しない日をなるべく少なくすること」を心掛けると良いのかなと思います。

おわりに

昨年の9月にFP3級に合格してから、FP2級、AFP、CFP試験合格と順調に勉強を進めることができました。合格通知後、すぐにeラーニングと実務経験申請、登録申請を済ませました。

ただ、CFPの認定は一番早くても来年の3月になりそうなので、それまでにまだ定着しきれていないところを復習しようと思います。FP協会のマイページのコラムやFPジャーナルにも定期的に目を通しています。

ここまで勉強したのは大学受験のために浪人した時ぶりですが、せっかくここまで取り組んできたので、さらなるレベルアップのためにこれからも地道に取り組んでいきたいと思います。

管理人から金目鯛さんへ追加の質問

金目鯛さんが感じた6科目一括受験のメリット・デメリットを教えてください。

メリットとして感じていることは2点あります。

1番はやはり合格までの期間です。仕事ですぐに活かしていきたいと考えていたため、約半年で合格できたのはとてもプラスでした。

2点目は各科目のインプットの相乗効果です。例えば、リスク科目の中にも税務面の知識が必要な分野があったり、相続科目の中にも不動産の知識が必要な分野があったり等、6科目それぞれ知識分野が重なっている部分がありました。インプットを行っていく中で「知っている知識」が多ければ多いほど、インプットもよりスムーズに行えました。

デメリットは体力面と時間面の負担がかなり大きいところです。特に体力面はかなりのキツさでした…。

フルタイムで働きながら6科目一括合格するいちばん重要なポイントはなんでしょうか?

大事なポイントは「勉強の計画をしっかり立てること」と「勉強せざるを得ない状況を作ること」だと思います。

私の場合は休日や終盤は平日も、自宅ではなく必ずカフェで勉強するようにしておりました。私は週休2日(土日休み)ですが、特に平日の仕事が終わったあと、自宅に帰ってしまうとやる気スイッチが自動的にOFFになってしまい、その後に「さぁこれから勉強やるぞ!」とスイッチを入れ直すのは非常に困難でした。

カフェでの勉強も大変でしたが、計画の進捗状況をしっかり把握できていたのと、自宅に帰らないことでまだ自分の中のスイッチが切れていなかったので、なんとか継続して勉強することができました。

あとは、限られた勉強時間でいかに自分に印象に残るインプットができるかどうかだと思ってます。個人的には文面だけより映像や自身の経験によるインプットのほうが圧倒的にスムーズにいくので、YouTubeを活用したり、株式投資等を自分でやってみたりしました。

田口先生1
田口先生
自宅で勉強するのが難しい方は、金目鯛さんのように仕事終わりにカフェで勉強したり、会社に早朝出社して自分のデスクで勉強するのもオススメです。
勉強する環境や時間は「ある」「ない」ではなく、自分で作るものです。いろんな方法を試してみましょう。

金目鯛さんが使われた教材・電卓のまとめ

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