四択問題
分野:リスク
第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 特定(三大)疾病保障定期保険では、特定疾病保険金が支払われた後も契約が存続し、死亡したときに死亡保険金が支払われる。
- 医療保険では、正常分娩による入院については、入院給付金の支払い対象とならない。
- 先進医療特約では、支払い対象となる先進医療は、療養を受けた時点において厚生労働大臣が承認しているものとされている。
- 所得補償保険では、ケガや病気によって就業不能となった場合、入院中だけでなく医師の指示による自宅療養中も補償の対象となる。
解答
1
解説
1.は不適切。特定(三大)疾病保障定期保険は、被保険者がガン・急性心筋梗塞・脳卒中の所定の状態になった場合に特定疾病保険金が支払われ、その時点で契約が終了します。
2.は適切。正常妊娠・正常分娩による入院は、入院給付金の支払い対象外になります。なお、異常妊娠・異常分娩による入院(帝王切開や流産を伴う入院)は、入院給付金の支払い対象になります。
3.は適切。支払い対象となる先進医療は、先進医療を受けた時に厚生労働大臣が承認しているものです。よって、契約時に承認されていなかった先進医療でも、先進医療を受ける時までに承認されていれば支払いの対象になります。
4.は適切。所得補償保険の就業不能の判定は、基本的には医師の診断によります。よって、医師の指示による自宅療養中も補償の対象になります。
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