四択問題
分野:タックス
所得税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 健康保険の被保険者が受け取った傷病手当金は、非課税所得となる。
- 雇用保険の被保険者が受け取った高年齢雇用継続基本給付金は、非課税所得となる。
- 火災により焼失した家屋について契約者(=保険料負担者かつ家屋の所有者である個人)が受け取った火災保険の保険金は、非課税所得となる。
- 個人年金保険契約に基づき、契約者(=保険料負担者)である年金受取人(個人)が年金形式で毎年受け取る年金は、非課税所得となる。
解答
4
解説
1.と2.と3.は不適切。傷病手当金や(賃金の低下をカバーする)高年齢雇用継続基本給付金、火災保険の保険金は、いずれも「損失の補填(=マイナスを減らす)」に該当するため、原則として非課税になります。
4.は不適切。個人年金保険を年金形式で受け取る場合は、所得税(雑所得)の課税対象になります。また、一時金で受け取る場合は、所得税(一時所得)の課税対象になります。
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