四択問題
分野:リスク
第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ガン保険の入院給付金には、1回の入院での支払日数制限や保険期間を通じて累計した支払日数制限が定められている。
- 特定(三大)疾病保障定期保険では、保険期間中に特定疾病保険金の支払事由に該当せずに被保険者が死亡した場合、死亡保険金が支払われる。
- 介護保険では、被保険者が公的介護保険の介護サービスを利用した場合の自己負担額を限度に介護年金が支払われる。
- 医療保険では、退院後に入院給付金を受け取り、その退院日の翌日から90日後に前回と同一の疾病により再入院した場合、1回の入院での支払日数制限において、入院給付金支払日数は前回の入院での支払日数と合算されない。
解答
2
解説
1.は不適切。ガン保険の入院給付金は、入院初日から日数無制限で支払われます。なお、一般的な医療保険では、1回の入院での支払日数制限や保険期間を通じて累計した支払日数制限が定められています。
2.は適切。なお、特定(三大)疾病保障定期保険は、特定疾病保険金が支払われた時点で契約が終了します。
3.は不適切。民間の介護保険では、公的介護保険の自己負担額に関係なく、「要介護1」などの状態に認定された場合に所定の介護年金が支払われます。
4.は不適切。退院後に入院給付金を受け取り、その退院日の翌日から180日を超えた後に前回と同一の疾病により再入院した場合は、1回の入院と数えられないため1入院あたりの給付日数制限の適用を受けません(=新たな入院として取り扱われます)。
参考・病気が再発した場合の入院給付金の取り扱い(生命保険文化センター)
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