分野:タックス

四択問題

 所得税の仕組みに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 所得税は、原則として、個人が1月1日から12月31日までに得た所得に対して課される。
  2. 課税総所得金額に対する所得税の税率は、課税総所得金額が大きくなるにつれて税率が高くなる超過累進税率である。
  3. 所得税は、納税者が申告をした後に、税務署長が所得や納付すべき税額を決定する賦課課税方式を採用している。
  4. 所得税における青色申告制度では、納税者に記帳義務および帳簿書類保存の義務が課されている。



解答

3

解説

 1.は適切。贈与税も同様です。

  • 所得税・贈与税の対象期間:1月1日~12月31日
    • 所得税の申告期間:翌2月16日~3月15日
    • 贈与税の申告期間:翌2月1日~3月15日

 2.は適切。所得税の計算にあたっては、課税される所得金額を7つに区分したうえで、それぞれの区分ごとに決められた税率(5%~45%)を適用する超過累進税率が適用されています。

 なお、所得税の速算表を使う場合は、課税される所得金額に各区分ごとに決められた税率を乗じたうえで、各区分ごとに決められた控除額を差し引いて所得税を計算します。

 3.は不適切。税金の納付方法は「申告納税方式」と「賦課課税方式」の2つがありますが、所得税は申告納税方式です。

  • 申告納税方式(納税者が税額を計算する方式):所得税、法人税、相続税など
  • 賦課課税方式(国などが税額を計算し、納税者に通知する方式):住民税、固定資産税など

 4.は適切。納税者に課せられた保存義務期間は、一部を除いて7年間です。