分野:リスク

四択問題

 死亡保障を目的とする生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。

  1. 逓減定期保険は、保険期間の経過に伴い所定の割合で保険料が逓減するが、保険金額は一定である。
  2. 特定疾病保障定期保険は、被保険者がガン、急性心筋梗塞、脳卒中以外で死亡した場合には、死亡保険金は支払われない。
  3. 終身保険の保険料は、被保険者の年齢、死亡保険金額、保険料払込期間など契約内容が同一の場合、一般に、被保険者が女性である方が男性であるよりも高くなる。
  4. 変額保険(終身型)は、一般に、契約時に定めた保険金額(基本保険金額)が保証されている。



解答

4

解説

 1.は不適切。説明が逆です。逓減定期保険は、保険期間の経過にともない所定の割合で保険金額が逓減しますが、保険料は一定です。

  • 逓減定期保険:保険金額が一定期間ごとに減少していく定期保険(※保険料は全期間一定)
  • 逓増定期保険:保険金額が一定期間ごとに増加していく定期保険(※保険料は全期間一定)

 2.は不適切。特定疾病保障定期保険は、被保険者がガン・急性心筋梗塞・脳卒中の所定の状態になった場合に特定疾病保険金が支払われます。

 また、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中以外で死亡した場合には、特定疾病保険金の代わりに死亡保険金が支払われます。

 3.は不適切終身保険は、保証が一生涯続く保険です。被保険者の年齢・死亡保険金額・保険料払込期間など契約内容が同一の場合、終身保険の保険料は被保険者の性別に関係なく同額になります。

 一方、終身年金は、生存している間ずっと年金を受け取ることができる個人年金保険です。被保険者の年齢・死亡保険金額・保険料払込期間など契約内容が同一の場合、終身年金の保険料は被保険者が女性のほうが男性よりも高くなります。

 女性のほうが平均寿命が長いため、年金を受け取る期間が男性よりも長くなる可能性が高いからです。

 4.は適切。変額保険は、死亡保険金が契約時に定めた保険金額(基本保険金額)を上回った場合はその金額、下回った場合は契約時に定めた保険金額(基本保険金額)が支払われます。

 なお、変額保険の解約返戻金には最低保証はありません。