分野:金融

四択問題

 東京証券取引所が公表した2010年および2020年における「投資部門別 株式売買状況 東証第一部[金額]委託内訳」をもとに作成した、投資主体別の動向を示す下記<資料>に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

資料
  1. 2010年および2020年において個人(現金取引と信用取引の合計)はいずれも売り越しており、2010年の売越し額は2020年の売越し額の約2倍である。
  2. 2010年の海外投資家の買越し額は個人(現金取引と信用取引の合計)の売越し額を上回り、2020年の海外投資家の売越し額は個人(現金取引と信用取引の合計)の売越し額を上回る。
  3. 2010年と2020年を個人で比較すると、2020年は売り買い共に現金取引金額に比べて信用取引金額の方がより増加している。
  4. 2010年と2020年を海外投資家で比較すると、2020年は売買代金の委託合計金額に占める海外投資家の取引金額の割合が低下している。

解答

4

解説

 1.は適切。2010年の個人の売越し額は2.2兆円、2020年の個人の売越し額は1.2兆円です。

 2.は適切。2010年の海外投資家の買越し額3.2兆円は、個人(現金取引と信用取引の合計)の売越し額2.2兆円を上回っているため、前段の記述は正しいです。

 また、2020年の海外投資家の売越し額3.3兆円は、個人(現金取引と信用取引の合計)の売越し額1.2兆円を上回っているため、後段の記述も正しいです。

 3.は適切。2010年と2020年を個人で比較すると、2020年は売り買い共に現金取引金額(約1.6~1.8倍増)に比べて、信用取引金額(約2.2倍増)の方がより増加しています。

 4.は不適切。2010年の「売買代金の委託合計金額に占める海外投資家の取引金額の割合」は約63~64%、2020年の「売買代金の委託合計金額に占める海外投資家の取引金額の割合」は約72%です。

 よって、2010年と2020年を海外投資家で比較すると、2020年は売買代金の委託合計金額に占める海外投資家の取引金額の割合が増加しています。

管理人

資料の数字を読み取るだけの問題です。こういう問題は後ろのほうに正解が用意されることが多いので、後ろの選択肢から考えることをおすすめします。