三択問題
分野:不動産
土地の有効活用方式のうち、一般に、土地所有者が土地の全部または一部を拠出し、デベロッパーが建設費等を拠出して、それぞれの出資比率に応じて土地・建物にかかる権利を取得する方式を、【?】という。
- 事業受託方式
- 等価交換方式
- 定期借地権方式
解答
2
解説
土地を有効活用するための事業方式は、事業受託方式・建設協力金方式・等価交換方式・定期借地権方式などがあります。
事業受託方式は、土地有効活用の企画、建設会社の選定、当該土地上に建設された建物の管理・運営のすべてをデベロッパーに任せる方式です。建築資金の調達は、土地の所有者自身が行う必要があります。
等価交換方式は、土地所有者は建物の建築資金を負担する必要はありませんが、土地の所有権の全部または一部を手放すことにより、当該土地上に建設された建物の一部を取得することができます。
定期借地権方式は、土地を一定期間貸し付けることによる地代収入を得ることができますが、借地期間中の当該土地上の建物の所有名義は借地権者になります。
土地の所有名義 (有効活用後) |
建物の所有名義 | 事業推進主体 | 建設資金の 本人負担 |
|
---|---|---|---|---|
事業受託方式 | 本人 | 本人 | デベロッパー | あり |
建設協力金方式 | 本人 | 本人 | 本人 | なし |
等価交換方式 | 本人 デベロッパー |
本人 デベロッパー |
デベロッパー | なし |
定期借地権方式 | 本人 | 借地権者 (借地人) |
デベロッパー | なし |
田口先生
本問は、2020年9月試験の第55問や2022年1月試験の第55問とほとんど同じ問題です!
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