2019年1月試験

FP3級 学科試験 2019年1月 問19(過去問解説)

正誤問題

分野:タックス

その年の1月16日以後、新たに業務を開始した者が、その年分から所得税の青色申告の適用を受けるためには、その業務を開始した日から2か月以内に、青色申告承認申請書を納税地の所轄税務署長に提出し、その承認を受けなければならない。




解答

○(適切)

解説

青色申告とは、不動産所得・事業所得・山林所得がある人が利用できる申告方法です。

一定のルールに従って正しい申告を行うことにより、様々な優遇措置(青色申告特別控除や青色事業専従者給与など)を受けることができます。

所得税の青色申告の承認を受けようとする場合、その年分の3月15日までに「青色申告承認申請書」を納税地の所轄税務署長に提出し、その承認を受けなければなりません。

例えば、2018年以前から事業を行っている者が、2019年分の所得税から青色申告の適用を受けようとする場合には、2019年3月15日までに「青色申告承認申請書」を納税地の所轄税務署長に提出し、その承認を受けなければなりません。

ただし、1月16日以降に業務を開始した場合は、開始した日から2か月以内に提出すれば足ります。

  • 青色申告の承認申請期限(個人)
  • 原則:青色申告をしようとする年の3月15日
  • 1月16日以降に開業:開業日から2か月
  • 青色申告の承認申請期限(法人)
  • 原則:青色申告の承認を受けようとする事業年度開始日の前日
  • 新規:「設立の日から3か月後」と「第1期の事業年度終了の日」のうち、いずれか早い日の前日

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