2019年9月試験

FP3級 学科試験 2019年9月 問14(過去問解説)

正誤問題

分野:金融

残存期間や表面利率(クーポンレート)等の他の条件が同一であれば、一般に、格付の高い債券ほど安全性が高いため、利回りが高くなる。




解答

×(不適切)

解説

高い信用格付が付された債券は、信用リスク(貸したお金が返ってこない可能性)が低いので、他の条件が同一であれば低い信用格付が付された債券よりも債券価格は高くなります

また、債券価格は債券利回りの計算式の分母になるため、債券価格が高くなれば高くなるほど、債券利回りは低くなります

信用格付 → 信用リスク → 債券価格 → 債券利回り

逆に、低い信用格付が付された債券は、信用リスク(貸したお金が返ってこない可能性)が高いので、他の条件が同一であれば高い信用格付が付された債券よりも債券価格は低くなります。

また、債券価格は債券利回りの計算式の分母になるため、債券価格が低くなれば低くなるほど、債券利回りは高くなります。

信用格付 → 信用リスク → 債券価格 → 債券利回り
田口先生1
田口先生

FP3級 過去問解説 全問リスト

【試験回別】過去問解説
FP3級 過去問解説

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です