四択問題
分野:ライフ
厚生年金保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 厚生年金保険法に定める業種であって、常時5人以上の従業員を使用している個人事業所は、厚生年金保険の強制適用事業所となる。
- 厚生年金保険の適用事業所に常時使用される70歳以上の者で、老齢基礎年金の受給権を有する者は、厚生年金保険の被保険者とならない。
- 厚生年金保険の標準報酬月額は、被保険者の報酬月額に基づき区分され、62万円を上限とされている。
- 育児休業等をしている被保険者にかかる厚生年金保険の保険料は、所定の手続きにより、被保険者負担分が免除されるが、事業主負担分は免除されない。
解答
4
解説
1.は適切。法人事業所と(常時従業員を5人以上雇用している)個人事業所は、厚生年金保険の強制適用事業所となります。
2.は適切。厚生年金保険の被保険者になるのは、国籍・性別・年金の受給の有無に関係なく、厚生年金保険の適用事業所に常時使用される70歳未満の者です。
3.は適切。2016年現在、標準報酬月額は1等級(8万8千円)から31等級(62万円)までの31等級に分かれています。
4.は不適切。育児休業中の保険料は、子が3歳になるまでの間、被保険者負担分だけでなく事業主負担分も免除されます。
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