四択問題
分野:ライフ
下記<X社の貸借対照表>に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 流動資産のうち、「現金及び預金」「売掛金」などの換金しやすい資産を当座資産という。
- 負債の部において、1年以内に返済しなければならないものは流動負債となり、返済期間が1年を超えるものは固定負債となる。
- X社の流動比率は、「500/300×100(%)」で計算される。
- X社の自己資本比率は、「200/600×100(%)」で計算される。
解答
4
解説
1.は適切。なお、流動負債に対する当座資産の割合を当座比率といいます。当座比率は「企業の短期的な支払い能力」を表す指標で、酸性試験比率と呼ばれることもあります。X社の当座比率は、約67%です。
当座比率=(当座資産200/流動負債300)×100=66.666…%
2.は適切。例えば、1年以内に返済しなければならない借入金は「短期借入金(流動負債)」に、返済期間が1年を超える借入金は「長期借入金(固定負債)」になります。
3.は適切。流動負債に対する流動資産の割合を流動比率といいます。X社の流動比率は、約167%です。
流動比率=(流動資産500/流動負債300)×100=166.666…%
4.は不適切。総資本に対する自己資本の割合を自己資本比率といいます。X社の自己資本比率は、50%です。
自己資本比率=(自己資本600÷総資本1,200)×100=50%
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