分野:ライフ

四択問題

 ライフステージ別資金運用の一般的なアドバイスに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 子の将来のため、教育資金の準備を考えている会社員Aさん(35歳)に対し、学資(こども)保険や金融商品による積立に関する情報提供を行った。
  2. 自己の持ち家の取得を考えている会社員Bさん(40歳)に対し、「住宅借入金等特別控除」等の各種税制や「フラット35」に関する情報提供を行った。
  3. 投資経験のない会社員Cさん(55歳)の退職後の生活資金を補うため、株式や投資信託などで組成したポートフォリオを提案し、将来値上がりが確実であるとして情報提供を行った。
  4. 会社を退職し現在は働いていないDさん(65歳)に対し、老後資金は安全性を重視した運用が必要であることを説明するとともに、資産承継対策として「贈与税の配偶者控除」や「死亡保険金の非課税金額の規定」に関する情報提供を行った。



解答

3

解説

 1.と2.は適切

 3.は不適切。金融商品取引法第38条で「断定的判断の提供禁止」、第40条で「適合性の原則」が規定されています。

  • 断定的判断の提供禁止:顧客に対し不確実な事項について断定的判断を提供し、又は確実であると誤解させるおそれのあることを告げて金融商品取引契約の締結の勧誘をする行為をしてはならない。
  • 適合性の原則:金融商品取引行為について、顧客の知識、経験、財産の状況及び金融商品取引契約を締結する目的に照らして不適当と認められる勧誘をしてはならない。

 よって、定年間近の投資経験のない顧客に対して、ハイリスク・ハイリターンの金融商品を、あたかもローリスク・ハイリターンの金融商品であるかのように勧める行為は不適切です。

 4.は適切