四択問題
分野:タックス
決算書に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 貸借対照表の資産の部の合計額と負債の部の合計額は、必ず一致する。
- 貸借対照表の純資産の部の合計額は、マイナスになることはない。
- 損益計算書の営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の合計額を差し引いて算出する。
- 損益計算書の税引前当期純利益の額は、経常利益の額に営業外損益の額を加減算して算出する。
解答
3
解説
1.は不適切。資産の部の合計額と、負債および純資産の部の合計額は必ず一致します。
2.は不適切。債務超過(=資産の部の合計額よりも負債の部の合計額のほうが大きい状態)になると、貸借対照表の純資産の部の合計額はマイナスになります。
3.は適切。なお、営業利益に営業外収益・営業外費用を加減算して算出したものを経常利益といい、経常利益に特別利益・特別損失を加減算して算出したものを税引前当期純利益といいます。
4.は不適切。上述のとおり、損益計算書の税引前当期純利益の額は、経常利益の額に特別利益・特別損失の額を加減算して算出します。
【日商簿記2級・第3問対策】
損益計算書のひな型(特に各利益の場所)は必ず覚えておきましょう!売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
当期純利益— 田口泰久(簿記検定ナビ・FP試験ナビ) (@bokinavi) 2016年10月13日
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