分野:不動産
四択問題
土地の価格に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 地価公示の公示価格は、毎年1月1日を価格判定の基準日としている。
- 都道府県地価調査の基準地は、地価公示の標準地と同じ地点に設定されることもある。
- 相続税路線価は、地価公示の公示価格の80%を価格水準の目安として設定されている。
- 評価替えの基準年度における固定資産税評価額は、前年の地価公示の公示価格の60%を価格水準の基準として決定されている。
解答
4
解説
1.と2.と3.は適切。
4.は不適切。評価替えの基準年度における固定資産税評価額は、前年の地価公示の公示価格の70%を価格水準の基準として決定されています。
地価公示 公示価格 |
基準地 標準価格 |
固定資産税 評価額 |
相続税評価額 (路線価) |
|
---|---|---|---|---|
基準日 | 1月1日 (毎年) |
7月1日 (毎年) |
1月1日 (3年に1回) |
1月1日 (毎年) |
公表日 | 3月下旬 | 9月下旬 | 3月or4月 | 7月初旬 |
決定機関 | 国土交通省 | 都道府県 | 市町村 | 国税庁 |
評価割合 | 100% | 100% ※ | 70% ※ | 80% ※ |
※ 公示価格を100%としたときの評価割合

土地の価格はFP技能検定の頻出論点のひとつです。上記の表の内容を完ぺきに押さえておきましょう。
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