四択問題
分野:リスク
傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
- 海外旅行傷害保険では、海外旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償の対象とならない。
- 国内旅行傷害保険では、国内旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償の対象となる。
- 普通傷害保険では、日本国外における業務中の事故によるケガは補償の対象となる。
- 家族傷害保険(家族型)では、保険期間中に誕生した記名被保険者本人の子は被保険者とはならない。
解答
3
解説
1.は不適切。海外旅行傷害保険は、交通事故や旅行中の食事を原因とする細菌性食中毒だけでなく、病気や旅行中に発生した地震・噴火またはこれらによる津波によるケガも補償の対象になります。
2.は不適切。国内旅行傷害保険は、交通事故や旅行中の食事を原因とする細菌性食中毒は補償の対象になりますが、病気や旅行中に発生した地震、噴火またはこれらによる津波によるケガは補償の対象になりません。
3.は適切。普通傷害保険は、日本国内だけでなく国外における就業中の事故によるケガも補償の対象になります。
4.は不適切。家族傷害保険は、被保険者だけでなく配偶者や子供など対象となる家族全員のケガに備えて入る保険です。
1家族ごとの契約になるため、保険期間中に被保険者に子が生まれた場合、その子は自動的に被保険者になります。追加の手続きや保険料の支払いは不要です。
普通傷害保険 | 国内旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険 | |
---|---|---|---|
交通事故などの不慮の事故(国内) | ◯:対象 | ◯:対象 | - |
交通事故などの不慮の事故(海外) | ◯:対象 | - | ◯:対象 |
細菌性・ウイルス性の食中毒 | ×:対象外 | ◯:対象 | ◯:対象 |
地震・噴火・津波を原因とする傷害 | ×:対象外 | ×:対象外 | ◯:対象 |
病気 | ×:対象外 | ×:対象外 | ◯:対象 |
自殺 | ×:対象外 | ×:対象外 | ×:対象外 |
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