2022年1月試験

FP2級 学科試験 2022年1月 問23(過去問解説)

四択問題

分野:金融

固定利付債券の利回り(単利・年率)と価格との関係に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、手数料、経過利子、税金等については考慮しないものとし、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入するものとする。

資料
  1. (ア)0.10% ・(イ)低い
  2. (ア)0.10% ・(イ)高い
  3. (ア)0.79% ・(イ)低い
  4. (ア)0.79% ・(イ)高い



解答

4

解説

利回りの計算問題はFP2級の頻出論点のひとつです。

よく問われる「直接利回り」「応募者利回り」「最終利回り」「所有期間利回り」の4つについては、計算式を完ぺきに覚えておきましょう。

  • 直接利回り=表面利率/購入単価×100
  • 応募者利回り={表面利率+(額面単価-購入単価)/償還期限}/購入単価×100
  • 最終利回り={表面利率+(額面単価-購入単価)/残存年数}/購入単価×100
  • 所有期間利回り={表面利率+(売却単価-購入単価)/所有期間}/購入単価×100

本問では「所有期間利回り」と「最終利回り」が問われているので、上記の計算式に数字を当てはめて2つの利回りを計算しましょう。


所有期間利回り={0.30+(102-101)/2}/101×100=0.7920…

最終利回り={0.30+(100-101)/5}/101×100=0.0990…

上記の計算式に本問の条件を当てはめると、所有期間利回りが約0.792%、最終利回りが約0.099%になります。

よって、表面利率が0.30%で、償還までの残存期間が5年の固定利付債券を、額面100円あたり101円で購入した投資家が、2年後に、その固定利付債券を額面100円あたり102円で売却した。この場合の所有期間利回りは0.79%であり、償還期限まで5年間保有した場合の最終利回りよりも高くなります

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