2016年9月試験

FP3級 学科試験 2016年9月 問57(過去問解説)

三択問題

分野:相続

相続税における遺産にかかる基礎控除額の計算上、被相続人に1人の実子と3人の養子がいる場合、「法定相続人の数」に被相続人の養子を【?】。

  1. 1人まで含めることができる
  2. 2人まで含めることができる
  3. 含めることはできない



解答

1

解説

遺産にかかる基礎控除額の計算式は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。相続を放棄した人がいる場合は、放棄がなかったものと仮定して法定相続人の数を計算します。

また、養子がいる場合、被相続人に実子がいる場合は1人まで、実子がいない場合は2人まで法定相続人の数に算入することができます。

よって、被相続人の中に実子が1人、養子が3人いる場合は、「法定相続人の数」に被相続人の養子を1人まで含めることができます。

基礎控除額=3,000万円+600万円×2=4,200万円

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