2024年5月公表分

【試験問題解説】FP3級 学科試験 2024年5月公表 問33(老齢基礎年金)

三択問題

分野:ライフ

60歳0か月で老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をし、支給開始を60か月繰り上げた場合、老齢基礎年金の減額率は【?】となる。

  1. 24%
  2. 42%
  3. 60%



解答

1

解説

設問の【?】には「24%」が入ります。

老齢基礎年金・老齢厚生年金は、生涯受け取る年金額を減らす代わりに、原則である65歳よりも前に受給を開始する「繰上げ受給」を選択することができます。(※原則として、老齢基礎年金と老齢厚生年金は同時に繰上げ請求をする必要があります。)

繰上げ支給を選択した場合は「繰り上げた月数×0.4%」が年金額から減算されます。本問のケースは5年間(60か月)繰り上げているので、24%(=60か月×0.4%)減額されます。

なお、老齢基礎年金・老齢厚生年金は、原則である65歳からの受給開始を遅らせる「繰下げ受給」を選択することで、生涯受け取る年金額を増やすこともできます(※老齢基礎年金・老齢厚生年金のどちらか一方のみを繰下げることも可能です。)

繰下げ支給を選択した場合は「繰り下げた月数×0.7%」が年金額に加算されます。仮に5年間(60か月)繰り下げた場合、42%(=60か月×0.7%)増額されます。

田口先生1
田口先生
2022年4月の年金制度改正により、繰上げ支給の減額率は「0.5%」から「0.4%」へと引き下げられました。過去のテキストや古い問題集を使用していると旧制度の「0.5%」で解説されている場合がありますが、現在の試験では「0.4%」が正しい数値となります。制度の変更点ですので、最新のルールを正確に押さえておきましょう。

FP3級 試験問題解説 全問リスト

【年度別】試験問題解説
FP3級 試験問題解説

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です