四択問題
分野:金融
下記<資料>に基づくファンドAとファンドBの運用パフォーマンスの比較評価に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句または数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
無リスク金利を1.0%として、<資料>の数値によりファンドAのシャープレシオの値を算出すると( ア )となり、同様に算出したファンドBのシャープレシオの値は( イ )となる。シャープレシオの値が( ウ )ほど効率的な運用であったと判断される。
- (ア)3.50 ・(イ)1.25 ・(ウ)大きい
- (ア)3.50 ・(イ)1.25 ・(ウ)小さい
- (ア)4.00 ・(イ)1.50 ・(ウ)大きい
- (ア)4.00 ・(イ)1.50 ・(ウ)小さい
解答
1
解説
シャープレシオは投資の効率性を示す指標です。この数値が大きいほど、投資効率・パフォーマンスが良かったことを示します。計算式は以下のとおりです。
シャープレシオ=(ポートフォリオの収益率-無リスク金利)÷ポートフォリオの標準偏差
シャープレシオ=ポートフォリオの超過収益率÷ポートフォリオの標準偏差
上記の計算式の「ポートフォリオの収益率」の部分が、問題資料の「実績収益率」にあたります。また、「ポートフォリオの標準偏差」の部分が、問題資料の「実績収益率の標準偏差」にあたります。
ファンドAのシャープレシオ=(8.0%-1.0%)÷2.0%=3.50
ファンドBのシャープレシオ=(6.0%-1.0%)÷4.0%=1.25
ファンドAのシャープレシオが3.50、ファンドBのシャープレシオが1.25という計算結果から両ファンドの運用パフォーマンスを比較すると、ファンドAのほうが効率的な運用であったと判断されます。
田口先生
本問は、2017年9月試験の第27問や2018年9月試験の第27問とほとんど同じ問題です!
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