四択問題
分野:金融
株式の信用取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 信用取引とは、投資家が証券会社に委託保証金を差し入れて、資金や株式を借りて行う売買取引である。
- 信用取引には、手元資金以上の取引を行うことが可能なレバレッジ効果がある。
- 信用取引では、委託保証金を差し入れる場合、一定の条件の下で現金の代わりに株式や公社債などの有価証券をもって代用することもできる。
- 制度信用取引では、弁済までの期限や品貸料については証券取引所の規則により定められているが、対象となる銘柄は上場銘柄のうち各証券会社が選定している。
解答
4
解説
1.は適切。信用取引は資金や株式を借りて行う売買取引のため、少ない元手で大きな取引をすることができます。
2.は適切。差し入れた委託保証金の約3.3倍までの取引をすることができます。
3.は適切。このような有価証券を代用有価証券といいます。なお、代用有価証券の評価額は、日々変動する時価に一定率(代用掛け目)を乗じた価格になります。
4.は不適切。制度信用取引では、弁済までの期限や品貸料だけでなく対象となる銘柄についても証券取引所の規則により定められています。
対象となる銘柄を各証券会社が選定するのは、制度信用取引ではなく一般信用取引です。
- 信用取引の種類
- 制度信用取引:証券取引所が選定&6か月以内に決済する必要あり
- 一般信用取引:各証券会社が個別に選定&決済期限は無し
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