2016年5月試験

FP3級 学科試験 2016年5月 問31(過去問解説)

三択問題

分野:ライフ

現在40歳のAさんが、60歳の定年時に、老後資金として1,000万円を準備するために、現在から20年間、毎年一定額を積み立てる場合、必要となる毎年の積立金額は【?】である。なお、毎年の積立金は、利率(年率)1%で複利運用されるものとし、計算にあたっては下記の〈資料〉を利用するものとする。

〈資料〉利率(年率)1%・期間20年の各種係数
  1. 409,750円
  2. 454,000円
  3. 554,000円



解答

2

解説

資金計画を立てるさいの6つの係数(終価係数・現価係数・年金終価係数・年金現価係数・減債基金係数・資本回収係数)の計算問題です。

まず、問題資料で与えられている3つの係数をおさらいしましょう。

  • 現価係数:一定期間経過後に一定金額に達するために必要な元本を求めるさいに使う係数
  • 資本回収係数:現時点の一定金額を一定期間で取り崩した場合の毎年の受取額を求めるさいに使う係数
  • 減債基金係数:一定期間経過後に一定金額を用意するために必要な毎年の積立額を求めるさいに使う係数

本問は、問題文の「現在から20年間、毎年一定額を積み立てる場合、必要となる毎年の積立金額」から、減債基金係数を使うと判断します。

1,000万円×0.0454=454,000円

6つの係数を使った計算問題はFP3級試験の頻出論点です。完ぺきに使いこなせるように準備しておきましょう。

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