2016年9月試験

FP3級 学科試験 2016年9月 問31(過去問解説)

三択問題

分野:ライフ

利率(年率)1%で複利運用しながら毎年一定額を積み立て、15年後に800万円を準備する場合、毎年の積立金額は、下記〈資料〉の係数を使用して算出すると【?】となる。

問題資料
  1. 45万9,360円
  2. 49万6,800円
  3. 57万6,800円



解答

2

解説

資金計画を立てるさいの6つの係数(終価係数・現価係数・年金終価係数・年金現価係数・減債基金係数・資本回収係数)の計算問題です。

まず、問題資料で与えられている3つの係数をおさらいしましょう。

  • 現価係数:一定期間経過後に一定金額に達するために必要な元本を求めるさいに使う係数
  • 資本回収係数:現時点の一定金額を一定期間で取り崩した場合の毎年の受取額を求めるさいに使う係数
  • 減債基金係数:一定期間経過後に一定金額を用意するために必要な毎年の積立額を求めるさいに使う係数

本問は、問題文の「15年後に800万円を準備する場合、毎年の積立金額」から、減債基金係数を使うと判断します。

800万円×0.0621=49万6,800円

6つの係数を使った計算問題はFP3級試験の頻出論点です。完ぺきに使いこなせるように準備しておきましょう。

FP3級 過去問解説 全問リスト

【試験回別】過去問解説
FP3級 過去問解説

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です