2018年1月試験

FP3級 学科試験 2018年1月 問17(過去問解説)

正誤問題

分野:タックス

一時所得の金額の計算上生じた損失の金額は、他の各種所得の金額と損益通算することができない。




解答

○(適切)

解説

損益通算することができる損失は、不動産所得・事業所得・山林所得・譲渡所得の4つです。

よって、一時所得の金額の計算上生じた損失の金額は、他の各種所得の金額と損益通算することができません。

試験対策としては、4つの所得の頭文字を「不・事・山・譲(ふじさんじょう・富士山上)」という語呂で覚えるとともに、以下の例外をきちんと押さえておきましょう。

  • 不動産所得:土地を取得するさいに借り入れたお金の利子(※建物を取得するさいに借り入れたお金の利子は損益通算可能)
  • 譲渡所得:ヨット・別荘・貴金属・ゴルフ会員権など生活に必要でない贅沢品の譲渡によって生じた損失、土地・建物・株式などの譲渡損失(※一部例外あり)

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