2018年5月試験

FP3級 学科試験 2018年5月 問18(過去問解説)

正誤問題

分野:タックス

退職手当等の支払を受ける居住者がその支払を受ける時までに「退職所得の受給に関する申告書」を支払者に提出している場合、その支払われる退職手当等の金額に20.42%の税率を乗じた金額に相当する所得税および復興特別所得税が源泉徴収される。




解答

×(不適切)

解説

退職所得は分離課税されますが、退職手当等の支払いを受ける居住者がその支払いを受ける時までに「退職所得の受給に関する申告書」を支払者に提出したか否かによって源泉徴収される金額が異なります。

「退職所得の受給に関する申告書」を提出した場合は、その支払われる退職手当等の金額から適正な税額が源泉徴収されるため、確定申告を行う必要はありません。

一方、「退職所得の受給に関する申告書」を提出しなかった場合は、その支払われる退職手当等の金額に20.42%の税率を乗じた金額に相当する所得税および復興特別所得税が源泉徴収されるため、確定申告を行って適正な税額を計算し、差額を精算する必要があります。

田口先生1
田口先生
本問は、2021年1月試験の第16問とほとんど同じ問題です!

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