分野:タックス
三択問題
36年間勤務した会社を定年退職した給与所得者の所得税における退職所得の金額を計算する際の退職所得控除額は、【?】となる。
- 800万円+70万円×(36年-20年)×2分の1=1,360万円
- 800万円+40万円×(36年-20年)=1,440万円
- 800万円+70万円×(36年-20年)=1,920万円
解答
3
解説
退職所得として課税される金額は、収入金額から退職所得控除額を差し引いた残額の半分(2分の1)になります。
退職所得=(収入金額-退職所得控除額)×2分の1
上記の退職所得控除額は、勤続年数が「20年以下」の場合と「20年超」の場合で計算式が異なります。なお、勤続年数の1年未満の端数が生じる場合は1年に切り上げて計算します。
- 20年以下:40万円×勤続年数
- 20年超:40万円×20年+70万円×(勤続年数-20年)
よって、36年間勤務した会社を定年退職した給与所得者の所得税における退職所得の金額を計算するさいの退職所得控除額は、800万円+70万円×(36年-20年)=1,920万円になります。
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