2026年5月公表分

【試験問題解説】FP3級 学科試験 2026年5月公表 問12(ETF)

正誤問題

分野:金融

上場投資信託(ETF)は、非上場の投資信託と異なり、運用管理費用(信託報酬)は徴収されない。




解答

✕(不適切)

解説

本問の内容は、不適切(✕)です。

ETF(Exchange Traded Funds:上場投資信託)は、日経平均株価やTOPIXなどの特定の指数に連動するように運用され、株式と同じように証券取引所でリアルタイムに売買できる投資信託です。

上場しているかどうかにかかわらず、投資信託という金融商品である以上、ファンドの運用や管理を専門家に任せるためのコストである運用管理費用(信託報酬)は、ETFでも保有している間はずっと徴収されます。したがって、「徴収されない」とする設問は誤りです。

  • ETFのコスト
  • 購入時:委託手数料(売買手数料)
  • 保有時:信託報酬
  • 売却時:委託手数料(売買手数料)
  • 投資信託のコスト
  • 購入時:販売手数料
  • 保有時:信託報酬
  • 売却時:信託財産留保額、換金手数料など
田口先生1
田口先生
投資信託の分配金には、普通分配金と元本払戻金(特別分配金)とがあり、税務上、普通分配金は課税対象となり、元本払戻金(特別分配金)は非課税になります。
一方、ETFの分配金に対する課税は、一般の株式の配当金に準じて処理されるため、投資信託のような個別元本方式による課税は行われません。よって、分配金を普通分配金と元本払戻金(特別分配金)に区別することなく、その全額が課税の対象になります。

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