2026年5月公表分

【試験問題解説】FP3級 学科試験 2026年5月公表 問6(契約者貸付制度)

正誤問題

分野:リスク

生命保険の契約者は、契約者貸付制度を利用することにより、契約している生命保険の死亡保険金額を上限として、保険会社から貸付を受けることができる。




解答

✕(不適切)

解説

本問の内容は、不適切(✕)です。

契約者貸付制度とは、急にまとまった資金が必要になったさいに、契約している生命保険の解約返戻金(解約したときに戻ってくるお金)を担保にして、保険会社からお金を借りることができる制度です。

したがって、貸付を受けられる上限額は、問題文にある死亡保険金額ではなく、解約返戻金額の一定の範囲内(一般的に7〜9割程度)になります。将来支払われる予定の死亡保険金は、まだ積み立てられた資産ではないため、これを担保にお金を借りることはできません。

契約者貸付制度の特徴
  • メリット:保険を解約することなく(=現在の保障を継続したまま)資金を調達できる。
  • 注意点:借りたお金には利息が発生する。借入元金と利息の合計額が解約返戻金の額を超えてしまうと、保険契約そのものが失効(無効)になる恐れがある。
田口先生1
田口先生
契約者貸付の担保になるのは「解約返戻金」です。FP3級の学科試験では「払い込んだ保険料の総額」や「死亡保険金額」などでひっかけてくるので、うっかり間違えないように気をつけましょう。

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