三択問題
分野:リスク
スーパーマーケットを経営する企業が、店舗内で調理・販売した食品が原因で食中毒を発生させ、顧客に対して法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償する保険として、【?】がある。
- 生産物賠償責任保険(PL保険)
- 請負業者賠償責任保険
- 施設所有(管理)者賠償責任保険
解答
1
解説
設問の【?】には「生産物賠償責任保険(PL保険)」が入ります。
企業向けの賠償責任保険の問題では、何が原因で事故が起きたか(いつ起きたか)を見極めることが重要です。選択肢の3つの保険の違いを、具体例とセットで押さえておきましょう。
生産物賠償責任保険(PL保険)
- 製造・販売した製品の欠陥や、提供した飲食物が原因で他人に損害を与えた場合の保険です。(※製品を客に「引き渡した後」の事故が対象です。)
- 具体例:販売したお弁当で食中毒を起こした、販売した家電から発火して火事になった。
請負業者賠償責任保険
- どんな保険?:請負工事や作業の「最中」に起こった事故によって他人に損害を与えた場合の保険です。
- 具体例:看板の設置工事中に、誤って工具を落として通行人にケガをさせた。
施設所有(管理)者賠償責任保険
- どんな保険?:施設の構造上の欠陥や、従業員の業務中の過失(うっかりミス)によって他人に損害を与えた場合の保険です。
- 具体例:店舗の濡れた床で客が滑って骨折した、従業員が配膳中に熱いスープを客にこぼしてヤケドさせた。
本問で問われている「スーパーマーケットで調理・販売した食品が原因の食中毒」は、商品(生産物)の欠陥によって引き起こされた損害であるため、生産物賠償責任保険(PL保険)の補償対象となります。
田口先生
PL保険は、製品を客に引き渡した後の事故が対象です。そのため、「製品の不良により納品に遅れが生じ、損害賠償を請求された」というようなケースでは補償を受けることができません。
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