2022年5月試験

FP2級 学科試験 2022年5月 問59(過去問解説)

四択問題

分野:相続

普通住宅地区に所在している下記<資料>の宅地の相続税評価額(自用地評価額)として、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。

資料
  1. 85,554千円
  2. 87,300千円
  3. 88,200千円
  4. 90,000千円



解答

1

解説

問題資料の「公道の路線価1,000千円」から、この道路に面している土地1㎡あたりの評価額が1,000千円であることが分かります。

また、土地の評価において奥行きが長かったり間口が狭くて使いにくい場合は、奥行価格補正率・間口狭小補正率・奥行長大補正率などの「画地補正率」を適用して評価額を減額します。

本問は、問題資料で奥行価格補正率・間口狭小補正率・奥行長大補正率表が与えられているので、路線価1,000千円に各補正率を乗じて調整後の金額を計算しましょう。

調整後の金額:1,000千円×1.00×0.97×0.98=950.6千円

最後に、調整後の金額に土地の面積を乗じて宅地の相続税評価額(自用地評価額)を求めましょう。

相続税評価額:950.6千円×90㎡=85,554千円

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